千葉市中央区椿森の山口歯科クリニック
2013/4/5
こんにちは!
当院で活用している3D装置、
いわゆる歯科用CTですが、
いまでは欠かせない装置となっています。
当初はインプラントなどの診断に不可欠ゆえ購入したのですが、
健康保険でも認められるようになってからは、
上顎洞の精査(耳鼻科紹介等)、
親知らずの精査、
重度の歯周病や歯の根っこの病気でものすごく役立ってます。
他の医院で根の先に膿がたまっていると診断され、
その歯を治療していたが、
全く歯茎の腫れが治らない・・と訴えの患者さんが当院に来院され、
たしかにその歯が原因と思われるような位置に歯茎の腫れが認められましたが、
何かがおかしいと感じ、
3D画像を撮らせていただきました。
すると、その歯が原因ではなく、
隣の歯の根っこが原因でした。
「なんで隣の歯が悪いのにその歯を疑うの?」「レントゲンでわからないの?」
と思われる方は多々いらっしゃるかと思います。
画像は見せられないので専門的なことは書きませんが、
歯科的に考えても明らかに最初の歯を真っ先に疑います。
そのように、日頃診療していると、
普通のレントゲンだけでは診断が難しいことは良くあります。
インプラント含め、安全で確実な治療を心掛け、
かつ、そのマテリアルから得られる情報をより多く取り込めるキャパシティー拡大のため、
日々努力をしていきたいと思います!